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詩

謎夜 柿

12/30/2020

 
 
 
目をつむって 口を動かす 
 
 
ぱくぱくぱくぱく  ぱくぱくぱく
 
 
目をあけて息を吸い込む
 
 
(謎夜 5992夜目より抜粋)

謎夜 暇つぶし

12/30/2020

 
 
くるっとまわって 腰に手をあて 
 
 
声を出そうとした 笑おうとした
 
 
歪もうとした 飛ぼうとした 増えようとした
 
 
 
(謎夜 4209夜目より抜粋)

今日の人の始まり

12/26/2020

 

生まれたての朝に 人の喧騒がけばだって


だんだん けばだちが 星になじんで

今日のリズムができていき ベルがなって 人の今日が始まって

目を閉じて 人の今日が無くなって


謎夜 今

12/26/2020

 


調和してた
調和してる

(謎夜 5480夜目より抜粋)

謎夜 道

12/26/2020

 

行こう

(1541夜目より抜粋)

謎夜 受け取る

12/26/2020

 
身体を渡して 息を合わせて


身体を手離して 宙に浮かんで

身体から私を外して 時空がずれて


そこからたくさん知りたかったことの


ほんのちょっと が 私に転がりだしてくる

貰ったと思わないように

身体を揺らして もともと私の中にあったもの

全部知っているけど いつも忘れてしまうもの



(謎夜 7706夜目より抜粋)


謎夜 糸の立ち位置

12/25/2020

 

糸を張って 向こうに伝える 

糸が 伸びてく 相手まで


糸と糸の端と端


私は夜のここに居て


糸で何かを向こうに伝える


向こうで受けとる 私の為に


こちらの私は糸を張る



(謎夜 8500夜目より抜粋)

謎夜 今寝ていたのですが、夢を見ました

12/25/2020

 

 
私は歩いています。 笑っています。


今寝ています。 これは夢です。


夢でした。


私は歩いています。 笑っています。


今起きています。 これは夢?


夢ですか?


(謎夜4496夜目より抜粋)


謎夜 いつも見える

12/25/2020

 

どこにでも 白の産地がある 

ここに来たことあるな や いつかここのことを思い出すだろうな 

と思う瞬間 私たちは白の産地の中に居る  

存在するものはみな白の子なのではないかと言われている  

​全ての白は夜に還るとされる。


(謎夜 4305夜目より抜粋)

謎夜 不思議使い

12/24/2020

 


泣きながら 


綿あめを


ひねってねじって植えました

 
右足の関節を外して フィルムを入れました


その時はそれくらいの不思議 

次の時はもう少しの不思議

(謎夜 6502夜目より抜粋)
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    詩

    描いた詩を載せていきます。過去のものも載せていきます。
    ここの詩は変奏したり描きなおしたりします。そのたびにUPします。
    ​全てが一旦完成であり、下書きです。
    時間とともに同じ詩が移り変わる姿もお見せしたく、詩に読了はないように、詩作に終わりはないと考えています。同じ詩でも時間が流れたら形は変わる。変わらないものもある。と思っています。

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