生まれたての朝に 人の喧騒がけばだって だんだん けばだちが 星になじんで 今日のリズムができていき ベルがなって 人の今日が始まって 目を閉じて 人の今日が無くなって 身体を渡して 息を合わせて
身体を手離して 宙に浮かんで 身体から私を外して 時空がずれて そこからたくさん知りたかったことの ほんのちょっと が 私に転がりだしてくる 貰ったと思わないように 身体を揺らして もともと私の中にあったもの 全部知っているけど いつも忘れてしまうもの (謎夜 7706夜目より抜粋) 糸を張って 向こうに伝える 糸が 伸びてく 相手まで 糸と糸の端と端 私は夜のここに居て 糸で何かを向こうに伝える 向こうで受けとる 私の為に こちらの私は糸を張る (謎夜 8500夜目より抜粋) 私は歩いています。 笑っています。 今寝ています。 これは夢です。 夢でした。 私は歩いています。 笑っています。 今起きています。 これは夢? 夢ですか? (謎夜4496夜目より抜粋) どこにでも 白の産地がある ここに来たことあるな や いつかここのことを思い出すだろうな と思う瞬間 私たちは白の産地の中に居る 存在するものはみな白の子なのではないかと言われている 全ての白は夜に還るとされる。 (謎夜 4305夜目より抜粋) 泣きながら 綿あめを ひねってねじって植えました 右足の関節を外して フィルムを入れました その時はそれくらいの不思議 次の時はもう少しの不思議 (謎夜 6502夜目より抜粋) |
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1月 2021
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