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詩

謎夜 方法

9/30/2020

 

方法が居た 方法はいつも探している

私はニヤニヤしながら近づいていく


方法もそれに気づいてしばらく探した後


同じようにニヤニヤしながら近づいてきた

それが私と仲良くなる方法

(謎夜 9399夜目より抜粋)

謎夜 高熱

9/30/2020

 

高いところから低いところにおちる

声が出て 火になった

私は熱を出している

(謎夜4293夜目より抜粋)


謎夜 覚えていること

9/30/2020

 

未来でも見たかなこの光景と私は思った。

未来でも見たかなこの光景

(謎夜  8685夜目より抜粋)


ドグマ

9/23/2020

 


タイミングが笑う タイミングが踊る

タイミングが捻れて日々になる

タイミングと話す タイミングに渡す

タイミングに尋ねて日々となる


謎夜 野暮夜

9/23/2020

 

夜を名指しで指名した


(謎夜 8267夜目より抜粋)

謎夜 ジャム

9/23/2020

 

ジャムになろうと思った

頭の中で自分を煮詰め 頭の中で自分を甘く


頭の中でジャムになり それを頭の外に出してみる

ジャムになったよ いつもの私

(謎夜 41夜目より抜粋)

謎夜 顔の夜

9/20/2020

 
 
紙の卵をもらうから、ガラスの水を汲みいく
 
たんぽぽの霧 波の土
 
手が透けるか 卵がかえるか
 
噛まないか 噛んでも楽しく歌えるか
 
紙の卵はもう少し 何にかえるか 
 
顔の夜が近づいてきた
 

(謎夜 7852夜目より抜粋)

謎夜 格子

9/20/2020

 
 
音楽を火に点ける
 

火を音楽に付ける
 

私は伸びた影。中に入って踊る影。
 

格子が出来た
翳りの中で
 

構わない  
夜に従う 夜になる 音楽と火 人と夜
 
 
(謎夜 9001夜目より抜粋) 
 

謎夜 潮の流れ

9/20/2020

 

 
えた
 
 


えた

 
 

つめる
 

ける
 

そる
 

のる
 
 

数を増やす 
 

みんなで一緒に手を伸ばす
 

(謎夜 4029夜目より抜粋)


謎夜 黒の皿

9/20/2020

 

 

声を腰につける
 

声を足につける
 

声を耳につける
 
 


黒の皿 私をのせて 声をのせて
 

(謎夜 3002夜目より抜粋)

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    詩

    描いた詩を載せていきます。過去のものも載せていきます。
    ここの詩は変奏したり描きなおしたりします。そのたびにUPします。
    ​全てが一旦完成であり、下書きです。
    時間とともに同じ詩が移り変わる姿もお見せしたく、詩に読了はないように、詩作に終わりはないと考えています。同じ詩でも時間が流れたら形は変わる。変わらないものもある。と思っています。

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