姉 なんで私があんたのめんどうみてんのよ今日。 弟 …。うん 姉 …。 弟 …。 姉 …。 弟 …。 姉 …。お金貰ったっていいくらいよ 弟 …。 姉 …。 弟 …。 姉 …。 姉 肉食べる? 弟 …。(今まで)(姉を)(一度も見て)(いない)うん。 姉 わたし帰宅ラッシュに巻き込まれたくないから。17:20だと…17時には駅にいたほうがいいよ。 弟 …。「(空気を吸う)(何も言わない)」…。 姉 …。 弟 …。 …。 姉 …なんかいいことないかなぁ。 弟 …。 …。 姉 …。 弟 肉は? 姉 トイレ。ロースの方貰っといて。 弟 …。 …。 姉 …。 弟 …。 …。 姉 充電大丈夫? 弟 (今まで)(姉を)(一度も見て)(いない)(充電器を姉に見せて)持ってるから 適切な言葉ってないねこんなとき。吐くことで息ができるなら、いつでもどうぞ。
僕がのんびりしている間、命と向き合ってくれてありがとう。 この言葉が僕に届いた時間。 僕はこの言葉よりのんびりとしていたことに気づいた。 世界の重大ごとと向き合うように言葉のことを考えて、 きっともっと素敵な意味を捕まえて、誰かが救われ何かが変わることを諦めずにいた。 大抵毎日そこにいる。 世界を言葉で変えることは難しい。 でも世界は言葉で変わるんだと諦めていない人間が、 今この瞬間に人が死んでいて、 それに向き合う人がいることを書いている時間、含めてなかった。 命のために書いてない。 ただ、今人が死んでいるこの瞬間に 誰が死んでも俺は書くんだという意思を言葉に含めずに、誰が言葉で倒れよう。 誰が言葉で立ち上がろう。 呼吸することはすごいこと。 誰もがいずれしなくなる。いなくなる。 あとどれ位描けるだろう。これはずっと続く僕の道。 路傍の石になる日まで。 わたしの衣は露にまだ濡れず。 淡々 リディが 糸 衣 不意 出たる
手 絵 絵 絵 絵 手 絵 絵 絵 心胆 笑みな 根本 使役し 詩画 岸 笛 藻 そ 喰え 洗い 住まい 消え 入れ 厩舎 降らないんだ 涙 袖 笑い そのまま 上へ 無い 杯 ルレクチェ ナイフ クライフ 本 挟む 虚栄 払う 散漫 誰の手 がっ。 かいくぐらん 剣やさ。 冨栄 嗤う 煩悶 綺麗 乳茶 入んだ つがい は 臥せ 払う 三眼 割って いつ いつ 魔 愛 もつと一方 触れ合うな 美麗 穴 言う 談話 絵 絵 威 諦 泥 府 こんな 不安 往復すっと これ 千円 書 虚栄 嗤う 関門 華麗 持つと 隠遁 芸 攫う 祖霊 探す 難問 pray 風射 背景 這うんだ 不壊 散漫 散れ入れ 嫌 もう 素振りを 歌うのは 嫌 もう 素振りを歌うのは 今日は1月30日。2月5日まであと半年。
1日 24時間 1440分 2月5日まで後7日 7日は 168時間 10080分 半年は 183日 今日は1月30日。2月5日まであと半年。 10080 を 183 で 割った一日 約55分 今日は1月30日。2月5日まで後半年。 時間の密度を実感で変える、というギャグ 一時間無い一日が終わり半日経てば13日が終わる世界。 そのギャグで日常がどう変化するのかを楽しむ、というギャグ 鬼が笑うまで55分 今年の目標 今年の反省 55分 それは更なる何かが見える世界だろうか 明日でいいやの明日は55分。明日やろうまで長くたって55分。 今日が終わらなければ良いのにこの55分。 思考で体感を捻じ曲げて時間の意味を変える/来週まではあと半年 一日を55分にするという 一日を55分にするという 来週まではあと半年。 貝舐めをしたあとのノートは5月の葉っぱで始まった。
5月の香り、5月の光とツツジの腕章。 まだ早い紫陽花の鼓動。5月の木漏れ日。 貝舐めの前に買い出しにいかなくちゃという私を皆、 manannan mnnaaann nnnaaman という目で見てくる。 とっておきの風を着込んで。幾何学模様に誘われて 夜空に鷹はもういない。 黄色い歩調で外に出る。 薄暗くなったあと7日も前の夢を拾う tatoontesten totenstenoat tentosoatent ってなってな。ってなってな。 夢はこれをつぶやいた。 tatoontesten totenstenoat tentosoatent 「貝舐めずりははしたないのですよ」 母に言われた言葉を思い出す 庭の土を掘り起こす 下味のついた音符たち 賑やかに kyosutef tefsukyo suyoketef jijiji ijijiji poranntyos [ 日々の ひび割れ 昏きもの ] 〔走るものは知るもの 強きもの〕 だんじゃり水後の湧き出た水は私にも歌うように言った。 少しもたつくと 「時間だって寂しいのよ。ほんとよ。」 声が聞こえた。 貝舐めまであと5日ある。 味噌をかうんかい
味噌かい 味噌をかうんかい 味噌かい 愛想笑いでとかすんかい (こっそりひっそり味噌な夜) 味噌をかうんかい 味噌で遊ぶんかい 味噌を塗るんかい (ひっそりうっとり味噌姉妹) 味噌にぶつかりジョギングかい (聖書は言う。最初に味噌はなまるき) 味噌を踏むんかい (たった1ミリの味噌だとしても) 味噌を踏むんかい (私たちは味噌を信じる) 味噌で想いを伝えんかい (ポワンカレ味噌予想) 味噌を割るんかい (みっそりみみみ☆味噌パレス) 味噌を味噌とも思わぬ輩 (今年最高の味噌除菌) 味噌で味噌を洗うんかい (ぽっかり空いた味噌の穴) 味噌でいいんかい (モッサモッサーの戦いにおける味噌の役割とは) 味噌でいいなら大事にしたらんかい (モッサモッサーの戦いにおける味噌の役割とは2) 溝に埋まった死が一つ
暮れてなぞった記憶を一つ 溝に埋まった死が一つ 仕舞を畳んだ空一つ 溝に埋まった死が一つ 熟れ膨らんだ身体が一つ 溝に埋まった死が一つ 避けて通らば孤独を一つ 溝に埋まった詩が一つ 言葉を墓標に刻んで一つ 言葉は身体です。
身体から出るものです。 その人にしか使えないものがあります。 どんなに頭を鍛えても身体から出て身体に宿るものだと思います。 意味は目安です。 その言葉を使って、どういう状態に人を連れていきたいか、自分を連れていきたいか。 そのための装置が言葉です。 でも、そうなった気持ちに言葉ありません。 言葉を使ってそういう状態になりますが、 そうなった今の気持ちの状態に言葉はないのです。 言葉は言葉を使って言葉にならないコトになるためにあります。 言葉にも身体があります。 そして、身体にも言葉があります。 身体の言葉、例えば強く抱きしめることで伝わる愛。 それは言葉です。でもそうなった気持ちは言葉ではありません。 だって、僕たちは今より多く何かを握りしめていた
影はうつむき静かに進む だって、僕たちは今より多く何かを掴んでいた 「無いとしないとすすめない」 僕が握り掴んで落とした何かを影は無いことにして進む でも、僕たちは今より多く何かを抱えていた 広がる影が私を地面に縫い付ける 伸びて膨らむ 身体はそれを抱きしめる。 抱えていたんだ もっと。 「両手はそこまで大きくない」 でも 抱えていたいんだ ずっと 大事なものを 影を見据えて 僕は拾う 濃くなる影が 裸の僕を 振り返る 血で立つ僕を 振り返る あなたがゆっくり僕に触る
僕の知らない僕を触る 身体がほぐれて目を閉じる。 あなたがゆっくり僕を触る 僕はほぐれて目を閉じる あなたが僕をはずませて僕があなたを軋ませる。 閉じた目をした 僕があなたを触るとき 震える空気であなたの形を確かめる ゆっくりがいい。丁寧がいい。何をしてもいい。 何も知らない 分からない そこにあるだけ ここにいるだけ 揺れるだけ。 ゆっくり 00 ゆっくり 00 ゆっくり 00 ゆっくり00 ゆっくり 00 揺れる 知らないあなたは丁寧に 知らない僕を なじませる。 言葉が意味を超えるとき 僕にそっと触れるとき あなたの身体がそこにあるとき あなたが意味で居れるとき 僕はゆっくり揺れていく。 あなたの意味を触るとき 身体を持って 身体を使わず あなたに触れる。あなたを揺らす 意味でつくった身体を離して あなたの意味が身体を触る 揺れる 触ると揺れる 止まると揺れる 身体を離れたあなたに触る 知らないあなたが僕に触る。 あなたの言葉で僕を揺らして。一緒に居る間。同じ時間を見る間。 重なる空気を震わせて。 大きな意味を触らせて。 震える空気を受ける身体があれば良い。 時間の息吹。存在の空気。揺れる二人が揺れる時間になじんでる。 ゆっくりして ゆっくり ゆっくり触って ゆっくり話して あなたの意味で時間を逃がす。あんたの意味が時間を止める。 壊れた時間の隙間から あなたの意味を触らせて。 揺れて 大きく ゆっくりと 言葉はそこにあればいい 意味は言葉に宿らない 揺れるそこに現れる だから会話はやめられない。 |
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1月 2021
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