kuze takaomi
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詩

謎夜 鏡

8/29/2018

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私が覗いた眼の奥に小さな部屋が見えている。


私が開いた眼の奥は小さな部屋が揺れている


これは私の物語。その部屋に入るまで、私の物語。
 (謎夜 516夜目より抜粋)
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謎夜  櫛

8/29/2018

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綺麗 怖い 楽しい 悲しい

 忘れたこと 覚えていること

梳いた夜のこと。

見えない数え歌


(謎夜 2198夜目より抜粋)
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謎夜 夜汽車

8/29/2018

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夜汽車が馬に乗っていた。

私はシャツのポケットに入る。


夜汽車は馬を降りると、服を脱ぎ丁寧に畳んだ。

私はまだシャツのポケットにいる。
夜汽車は夜に隠れたつもり。
周りの闇は夜汽車だらけだ。

(謎夜 113夜目より抜粋)
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謎夜 裸足のリズム

8/8/2018

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象のツノは犀に載せた

ゼロの爪は雪山で踊る


Bの時計は涙を刻む。


隙間に嵌る鷺の音。

裸足のリズムで踊る私。

(謎夜167夜目より抜粋)
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August 08th, 2018

8/8/2018

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好きってなんですか?と大きな声を出した。
返ってこない。
声に乗って空へ。
その声に乗って海へ、山へ、地中へ。
答えはない。

どこかで花が咲いたらしい。

(謎夜 9114夜目より抜粋)    
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謎夜 かぎ針

8/8/2018

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夜を編む。
 
私は夜に身体を渡す。
 
夜を編む。
 
夜を選び、引き寄せて、
1つの刺繍を編む今も、
 
まぎれもないただの一つのどこかの夜。
 
(謎夜 1031夜目より抜粋) 
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​謎夜 千と八つの夜を超えて

8/8/2018

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遠くの街を見ている。
遠くの海を見ている。
 
近くの森を見て、近くの光を見る。
 
また遠くの夜を見た私は。
 
千と八つの夜を超えて。
 
 
茶葉を編み湯を沸かす。
 
扉は開けてある。
 
(謎夜 30409夜目より抜粋)

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    詩

    描いた詩を載せていきます。過去のものも載せていきます。
    ここの詩は変奏したり描きなおしたりします。そのたびにUPします。
    ​全てが一旦完成であり、下書きです。
    時間とともに同じ詩が移り変わる姿もお見せしたく、詩に読了はないように、詩作に終わりはないと考えています。同じ詩でも時間が流れたら形は変わる。変わらないものもある。と思っています。

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