サラダを食べると同じになった いつもといつかが同じになった バッハ スラパソ カペタポパー ゴッパ ナヒソチ ルルカプメー ヤゾの口から ヨシサのホトリ。 私は大きく伸びをする (謎夜 8565夜目より抜粋) 新作音源 KIND OF RED 予約、少しづつ増えてまいりました。 嬉しいなぁ。 もっとたくさんの人に届きますように。 まだの方、是非とも、音と言葉の赤の世界を購入してみませんか? ここ、言音(ことね)でしか体験できない世界があります。 言葉で表せないものを音楽に。音楽で表せないものを言葉に。 予約はこちら↓ https://kuzetakaomi.weebly.com/information.html 今日は謎夜です。 謎夜 契約 卵を植えた そこに星が入った すると卵は話し出した 「私はまた出かけないといけない。」 また植えていいかな? 「次は君の為に孵るね」 そういうと卵は僕の耳を触った 耳が卵の殻になった 卵は割れていた 僕が僕の為に孵った卵だと知る 私もまた出かけないといけない (謎夜 6012夜目より抜粋) 謎夜 つまずきかたまる 耳を落とした蛇が居る 何かしら? と蛇はいう 僕は耳に話してる 何かしら? と僕はいう 蛇は耳をかたむける (謎夜 3940夜目より抜粋) 謎夜 夜耳 耳の夜に入った 耳の音がする 耳の声がする いつもと違う夜の音 (謎夜 7352夜目より抜粋) 謎夜 誰かがこれをやったんだ 耳を手に入れた。私は耳を膨らます。夜より大きく膨らます。 耳の中に夜を入れ なるべく静かに周りを歩く。 (謎夜 9827夜目より抜粋) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー さらに。KIND OF RED 発売を記念して、 ◆配信ライブ 久世孝臣・ソロ朗読会【或る言葉の記録】 VOL.2 夜のふくらみーYoruno Fukurami をオンラインで開催します。 URLは少々お待ちを 色んな面白い言葉の仕掛けを堪能しにネット上に遊びに来てください。 どうやら私はいくつか夜を貯めたらしい
「お忙しいところ恐縮ですが、髪の毛に私は、粉をかけますよ」 と聞こえた みんなこっちを見ている 私は凝縮を始めた (謎夜 3019夜目より抜粋) 糸みたいな触覚の女性が泣いているのをごんずいみたいな女性が見ていた
私は冷めた眼で毒に気をつけてねと糸みたいな触覚の女性に向かって微笑む 春の草の匂いがした (終わり) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ※音源を今月リリースします。データ販売もあります。 ご予約はこちらから。 https://kuzetakaomi.weebly.com/information.html コンセプトなどはこちらから。 https://kuzetakaomi.weebly.com/blog/kind-of-red ほんと最高のものが出来たので是非。 私もあなたも炒めるときは
炒めすぎないようにしてください いくら言ってもいつも火加減いい加減 でも思い切りよく歯切れ良く 私もあなたも炒めるときは あなたをおいしく食べたいでしょう 重ねて懇願いたします。 私もあなたも炒めるときは 炒めすぎないようにしてください (終わり) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ※音源を今月リリースします。データ販売もあります。 ご予約はこちらから。 https://kuzetakaomi.weebly.com/information.html コンセプトなどはこちらから。 https://kuzetakaomi.weebly.com/blog/kind-of-red ほんと最高のものが出来たので是非。 今月ニューアルバムをリリースします。 タイトルは「KIND OF RED」 予約受付を開始しました。 諸事情で正式な日程が確定できていませんが今月中には必ずお届けします。 11月30日までに購入して頂けると、2曲、アルバムに入らなかった曲をプレゼント。データ販売有。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー これは、言音(ことね)という、現代音楽家の市川ロ数(イチカワロスウ)と、詩人の私で活動しているユニットの新作です。 言葉と音のまだ自分たちも聞いたことが無い着地点を探っています。 同じ世界の中の異なる世界を生きる私たち。 それでもなおどこかの場所で寄り添えないか。 同じものの中に宿る全く違う世界。 同じ事象について話をしていても、 同じ問題意識を持てず、バラバラのことを話す現代。 同じものの中から何を見出すか、 何かを見出したとして他の別のものを見出した人を攻撃しないでいたいな。 誰も彼も血を流さないように、最低限、寄り添える場所として、赤の気分が、このKIND OF REDが機能したらいいなと思います。 ------------------------------------------------------------------------------ 音と詩の紫陽花、前作poetrangea から4年。 フラクタルな詩の器を経て、4年かけて紡がれた久世の新作 「KIND OF RED 」は「世界の全て」 光が全て重なった白の世界で同一平面上にある 見えない赤の世界を描き出す。 世界の形。私の形。 予約はこちらから↓ Information こちらのページでは、音楽と本、二つの久世の詩の形を販売しています。 kuzetakaomi.weebly.com コンセプトなどはこちらから KIND OF RED について 古来日本では、現在のアカ(赤)のことをシロ(白)と、 シロのことをアカといっていたそうです。... kuzetakaomi.weebly.com #KINDOFRED 詩が始まります。 楽しんで頂けますように。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 窓の下から窓を拭いている人を見た 始まりはまだ完全に暗くなる前の、 昼が身体を夜に渡す短い時間の出来事。 月はもうはっきりと出ている時間。 窓の下から窓を拭いている人を見た。 黙々と作業をしている姿に見とれていた。 向こうはこちらに気づいていない。 もくもくと窓を拭いているあの人は、 世界と自分との境界線を 拭くことではっきりと提示しているみたいだった。 「ここからはお前の立ち入れない場所」と、 空気の中にやけにくっきりと透明な印をつけている。 世界中に蔓延しているウィルスが いやでも、 自分と何かとの境界線を浮き彫りにする。 透明でそこに在る窓。 僕はしばらくそこでその窓を眺めていた。 もう昼の気配は完全に消えていて。夜になっていて。 きれいになった窓とその周りを包み込む夜。 きれいになった窓に浮かび上がる生活の風景。 境界線は夜の時間とともに闇に溶けて柔らかく融解し、 むしろ、僕に対して、夜の中、一つだけ開いている入り口に見えてきた。 狡猾で卑しい透明な壁とやさしい透明な入り口。 窓がある 窓を拭いた それを見た それだけのことなんだ。 (終) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー お礼ここまで読んで頂い方どうもありがとうございます。 SNS上で詩を見かけたらシェア頂いたり、動画を再生頂いたりすると大変ありがたいです。 あまり名前がない活動をしていると広まりにくいので、皆様の協力が必要です。涙。 何にせよ、物凄く励みになります。 どんどん描いていきます。 ここは僕の足跡だった
半分水を飲む (謎夜 11201夜目より抜粋) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ※謎夜も入っている音源を今月リリースします。 ご予約はこちらから。 https://kuzetakaomi.weebly.com/information.html コンセプトなどはこちらから。 https://kuzetakaomi.weebly.com/blog/kind-of-red |
詩描いた詩を載せていきます。過去のものも載せていきます。 アーカイブ
1月 2021
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