自分が傷つくことから目を背け
傷つくことの無い場所で あった事実に無いふりをして 気持ちよく持て囃される所に逃げたのか。 厳しくなると 向き合うことなく また甘えられる場所に逃げるのか。 声は聞こえている。手はこちらに延びている。 目は合った。身体を背けてしまったのか。 都合の悪い現実を見えないふりして逃げたのか。 わからない。 花びらが舞う中上を見上げて花酔い心地。 呼吸はしている。 もう連れて行って欲しい。 怖い綺麗怖い綺麗。 綺麗なの怖いのに怖いから綺麗でも怖いのは綺麗 今までの生活の全てを裏切り誰を傷つけてもいいと感じる。 守りたいとかかっこいいとかこだわりとか欲しいものとか 決心とか覚悟とか意思とか志とかあるとかないとか。 消えそうになる、泣きそうになる、消えたいし、泣きたい。 ゆっくりと血を抜かれて生きながら死に向かう。 怖いのに気持ちよい。身体から良いものが無くなって力が抜ける。 自分が無くなっていくことが 何もかも終わることが 心が終わっていくことが。 素敵に身体が浮かんでる。 今までの全てを無くしていくことがこんなに気持ちいいなんて。 こんなことダメなことそれはわかってる。 でももう取り返しのつかないところまで来ている。戻れるのか。 全て終わりにしてしまおう。奪われていい。終わりでいい。殺されて良い。 残酷な快楽に身を委ね血と温度が失われ。顔には優しい笑顔を浮かべ。 信念とか理想とか。人生観や果たしたい夢や家族とか。決意とか大事にしてきたものの見方や仲間とか。 全部ゆっくりと遠くに行ってしまうのがこんなに気持ちいいなんて。 自分が聞きたいから脳が作った声なのかほんとの桜の声なのか。 気配はそこに。 狂い。 でも狂う勇気のない僕はまだここにいる。 花が散るまでは狂いたい。花が散るまでは許されたい。 逃げたのか辞めたのかずるをしたのかずるいのか。 終わったら そこから逃げずに 受け取めて 前がどこか 見つけて 歩く。 コメントの受け付けは終了しました。
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1月 2021
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