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その時の話し​

KIND OF RED について

9/20/2020

 
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古来日本では、現在のアカ(赤)のことをシロ(白)と、
シロのことをアカといっていたそうです。
今と色の捉え方も違うので多少の語弊はありますが。
 
日本神話の中で一番神聖で重要な色は赤であり、
その対となる白もまた神聖で重要な色だったそうです。
血と乳はそれぞれ「ち」と読み、
同じものと認識されていたそうです。
赤と白。共に命の根源。
 
光の三原則では、光は重なれば重なるほど、白に近づくそうです。
人間が眼を通してみる全ての物質は、
光が反射されてその色に見えているそうです。
 
世界の全ての光が重なった白のなかにある赤の世界。。
同じもののなかにある全く別の世界。私だけの命の世界
どちらも等しくそれぞれが正しい世界の形。
 
人はなにを感じてなにを見ているか。
同じ空間に居るとき、同じことを話しているとき、
どれくらい遠い場所にいるのか。
 
わたしはここに居ます。
 
何度滅びても立ち顕れる、
この「光」の「影」のような世界に。
 
全ての光が重なったこの場所で、
そこにあるものの別のかたちを手探りで探しだし、
名前を付ける毎日。
 
何かがたくさん重なっていることは分かるのに今をどう認識していいのか分からない
この世界の中にある私たちの真っ白なKIND OF RED。
 
あなたの形・世界の形。



​ 
言音(ことね)とは…
言...久世孝臣
音...市川ロ数
 
国内外で活躍する現代音楽家・市川ロ数と詩人であり
舞台演出・脚本家でもある久世孝臣のユニット。
 
「互いに溶け合い優しく分け合う音と言葉の新しい到達点」、
「音と言葉の新しい出会い」をテーマに発表を続ける。
 
「詩の朗読に音楽を合わせた」 という単純なものではなく「その言葉があるという環境」の為の音楽「その音楽があるという環境」の為の言葉を紡ぐ。
 独立して存在し、同時に融和して存在する 宙を舞う音の葉、言の葉。
 
言葉で表せないものを音楽に。音楽で表せないものを言葉に。
 
 
2013年にアルバム第一弾「言音」をitunesとamazonにてリリース。
2016年に第二弾「poetrangea」をCDにてリリース。
本作「KIND OF RED」が第三作目となる。

    久世孝臣

    詩人・演出家。
    過去の作品の記録を書いていきます。

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