ポエムをぽえぽえする男の話を聞いてください。
前半は興味ある方だけどうぞ。 後半はみんなに読んでほしいな。 今年は自分的に武者修行の年にしたいと思っています。 具体的には年間365詩以上描く、単独ソロライブ3回これとプラスアルファ。 特別に意識しなくても、毎年毎年、研鑽を積めばいいと思って、 ここ何年も、生きるなかで生きるように、らしく詩って来ました。 楽しくその日来た詩を言葉にする日々はとても気持ちよく、 悪いことがあっても、人間だしなとすんなり腑に落とし、 腑に落ちないときも、これは人間味。 嫉妬も、怒りも、したらしたで、それを無理には止めないで それを含めて自分の人生や業を楽しんでいました。 そんな暮らしの中で、ここから先の人生でも詩を紡いだり、 舞台をつくったり、みんなと集まって気持ちよく生きていくために、 改めて「修行したい」という謎の意識が芽生えました。 快楽主義で刹那主義、その日暮らしの楽しければいい という性格の僕にしては珍しいことです。 自然と気持ちが動いた時ほど、 物事を動かすのに適切なタイミングはない と僕は思います。 意識しないでやっていたことをもう一度意識してやることで、 また新たな局面が見える気がしています。 あと自分の中で、今までにない気持ちが出て来てますねん。 言葉に対しての今まで感じたことのない種類の感謝と、 もっともっと言葉を触って遊んで、誰もみたことないカタチをつくりたい という意欲が今凄くて。 絵の道を行く人の、すっと引いたように見える 一本の線の美しさに魅了されるように、 自分が今使っている言葉をもっと意識的に探求することで、 言葉でその境地にいきたいなと。 読んで描いてある意味が面白いと思うより、触って、視て、 字の配置や言葉の手触りやつなげ方などで これ面白い!ってなるようなものをたくさんつくりたいなぁ。 そのためにもう一度明確に自分が何を追いかけてるのか知りたいなと。 今年はそういう意識でやってみます。 詩が描けないことは今までなかったんですが、 これからは考えすぎて、描けなくなるかもしれません。 一喜一憂していきたい。 それがこれからの僕の言葉への感謝を言葉からの恩恵を 世界に循環させることにつながる気が今しています。 本題です。 この度「或る言葉の記録」という朗読会を立ち上げることにしました。 ご縁のある方。お立会いいただければ幸いです。 日本ではあまりなじみのない詩の著者自身による朗読会ですが、 映画やゲームのようにものすごく視覚的に強い強烈な体験はできません。 はらはらドキドキしてあー楽しかったってエンタメ体験もできない。 最新のテクノロジーもありません。 素敵なレストランやエステや温泉のような極上の快楽も体験できません。 ただ、残響が消えない言葉の魅力、 言葉の原液をお見せできます。 頭の中で一つの言葉が乱反射して、内側がぐらぐら揺れて、 今自分がどこにいるかわからないくらい 心が目の前に広がって気持ちが溶け出し、 体と現実の境目がなくなるような時間はお渡しできます。 そんな風に、もし、僕の世界に入ったら、頭の中を見せられたら、 それはきっと強烈な視覚体験も、 エンタメ体験も、快楽体験も同時に経験できるはず。 全部を含んで統括して頭の中を動かせる、 純粋に「言葉」だけを触る時間だからできる 何万年も人に何かを伝え続けてきた「言葉」が持つ生の力。 小さいころ絵本なんかを読んでその中にずっと居たみたいな イマジネーションの世界に皆さんと一緒に行きたいな。 切り取った時間の中で記録した或る言葉たち。 共通の幻想を共有できますように。 詩の朗読会 或る言葉の記録 或る言葉の記録とは…詩人・演出家の久世孝臣が 自分の言葉を各地に伝えて廻る朗読プロジェクト。 ひとつの言葉のような一日。 第一弾は「自画像」をテーマに、 舞台で使用した詩、詩集に採用した詩、謎夜の中から厳選した作品を朗読します。 衝撃の言語体験。混じりけのない 久世の言葉の原液、言葉で描く、詩人の自画像。 ◆日時 3月8日(日) 開場13:00~ 開演13:30~ 開場16:00~ 開演16:30~ ※各回とも読む詩は違います。 ※16:30の回は終演後、懇親会あり ◆場所 野方DAILY SPACE 西武新宿線 野方駅 徒歩1分 https://www.dailycoffeestand.com/ ◆値段 2500円+1Dink(500円) 一日通し券 4000円+1drink(500円) ◆問い合わせ先 takaomiomi@gmail.com ◆ご予約 下記ご予約フォームより、予約いただけます。 |