来週水曜日19日から、演出助手として参加しているカンパニーが本番を迎えます。 踊る熊谷拓明カンパニー 『上を向いて逃げよう』 という作品です。 ジャンルは「ダンス劇」というもので、主催である熊谷拓明が ここ6年ずっと続けている、彼独自のジャンル・表現形態です。 表現形態というとなかなかかしこまってますが、 ダンス劇を簡単に言うと、 「踊りながらしゃべる」 「しゃべりながら踊る」 そういうジャンルです。 ただ、一言に踊りながらしゃべっていても、しゃべりながら踊っていても「ダンス劇」にはなりません。 言葉と踊りがするするとまじりあい、踊りでもない、言葉でもない部分が積み上がっていって、頭でも身体でも理解でき、 頭でも身体でも感じられて、不思議なことやってる部分もあるのに、自然と全身で違和感なく受け止めて感動してしまえるのが今僕が感じているダンス劇です。 お芝居だけでもダンスだけでも届かない新感覚の感動がある。 やってる人間が感動があるっていうとなんか嘘くさいけど、 泣くとか泣かないという感動ではない部分での新しい感覚がダンス劇にはあって「あっ知らないもの見てるのになんか知ってる。でも知らない」っていう不思議な味わいがずっと随所にあります。 新しいジャンルというのはわかりにくく理解しにくかったり、とっつきにくかったりするものですが、これはわかりやすすぎて、するすると全てがスムーズに進みすぎて、何が新しいのか逆に分かりづらいくらいですw 僕は言葉の人として、お芝居側の人間として、 言葉と身体のバランスのとり方を、熊谷の理想を形にするためにはどういうところで何をチューニングすればこの作品やジャンルにとっていいのかということを探っています。 嫉妬するくらい面白い作品になってきています。 観に来てほしい。 言いたいことは「観に来てください!」ということなんですが、長々と書かないと後悔しそうなので書きました。 たいていの物事が昔より身体を動かさなくてもできるようになって、いろんな物事や世界との距離が縮まって、身体というもの、身体性というものが希薄になっていると僕が感じる今だからこそ、 誰でも言葉で発信出来て世界とつながれる、いつでも自分を発信できて、たくさんの言葉があふれかえっている今だからこそ、この作品を見てほしい。 ダンス劇「上を向いて逃げよう」が紡ぐ世界を見てほしい。 そう思います。 踊り、言葉、身体を繊細なバランス。まだ自分が知らない感情が心に湧くと思うんです。 「久世がそこまでいうならどんなもんじゃい!」という気持ちでもなんでもいいので、時間ある方、見に来てください! チケットは下記より。もしくは僕に連絡くれても構いません。 ☆チケット絶賛発売中☆ ダンス劇『上を向いて逃げよう』 2018年9月19日(水)~23日(日) @D-倉庫 ◎スケジュール 19 日(水) 19:00開場/19:30開演 20日(木)・21日(金) 14:30開場/15:00開演 19:00開場/19:30開演 22日(土) 13:30開場/14:00開演 18:00開場/18:30開演 23日(日) 12:30開場/13:00開演 17:00開場/17:30開演 ◎チケット料金(全席自由) 前売り 4000円 当日 4300円 学割 3500円/各公演10名様まで (前売りのみ。当日学生証の提示をお願いいたします。) ※学割を希望の方は、必ず踊る『熊谷拓明』カンパニーの メールサービス(下記③)よりお申し込みください。 ◎チケット取り扱い(7/19より) ①e+ イープラス [PC/携帯] http://sp.eplus.jp/sys/T1U14P002266357P0050001 ②peatix https://peatix.com/event/410007/view ③踊る『熊谷拓明』カンパニー [email protected] (お名前、ご連絡先、希望日時、希望枚数、割引の有無を記入の上送信下さい。 スタッフからの返信を持って予約完了となります。) ~キャスト・スタッフ~ 作・演出・出演 熊谷拓明 出演 松田尚子 原田茶飯事 岡本優(TABATHA ) 照明/山口明子(Theatre Kanpany ) 音楽・音響/余田崇徳 衣裳/山田いずみ 舞台美術/上領大祐 楽曲提供/原田茶飯事 演出助手/久世孝臣 舞台監督/菅隆司(Theatre Kanpany ) 宣伝美術/タラコデザイン 宣伝写真/鈴木ななみ 舞台写真/大洞博靖 舞台撮影/SASHAnimato メイキング映像/鈴木ななみ 制作/水谷亮子 後援/『上を向いて逃げよう』制作委員会 企画・制作/踊る『熊谷拓明』カンパニー
熊谷拓明
9/12/2018 08:23:22 pm
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