また折られた夜が来た。
折られた夜を違う形に折り変えたら、 目がまわって、道の繋ぎ目がおかしくなった。 この折り目はどこの夜?さっきまで?今? (謎夜 6224夜目より抜粋) 空の本は1日一ページ
捲れていく予定だった。 ところが風で飛ばされて、 その日1日だけ、全部捲れてしまった。 1秒以下の秒数で 千年前の朝の空の次、 一万年後の夜の空きて、 今日の昼の空きて100万年前の夕暮れに。 不思議なことにあまりに変化があり過ぎて、その日の空を誰も不思議と思わなかった。 ただのその日の空だった。 空は変わらない。 これまでとこれから全部を足した空がその日流れても。 そんな夜もある。 (謎夜 8350夜目より抜粋) 切手の川にハガキが流れた。
ここぞとばかりに切手が貼りつき、ハガキも切手になりました。 切手の川にハガキが流れた。 それはもう時期大きな切手になるんだと。 (謎夜 6021夜目より抜粋) |
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1月 2021
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