貝舐めをしたあとのノートは5月の葉っぱで始まった。
5月の香り、5月の光とツツジの腕章。 まだ早い紫陽花の鼓動。5月の木漏れ日。 貝舐めの前に買い出しにいかなくちゃという私を皆、 manannan mnnaaann nnnaaman という目で見てくる。 とっておきの風を着込んで。幾何学模様に誘われて 夜空に鷹はもういない。 黄色い歩調で外に出る。 薄暗くなったあと7日も前の夢を拾う tatoontesten totenstenoat tentosoatent ってなってな。ってなってな。 夢はこれをつぶやいた。 tatoontesten totenstenoat tentosoatent 「貝舐めずりははしたないのですよ」 母に言われた言葉を思い出す 庭の土を掘り起こす 下味のついた音符たち 賑やかに kyosutef tefsukyo suyoketef jijiji ijijiji poranntyos [ 日々の ひび割れ 昏きもの ] 〔走るものは知るもの 強きもの〕 だんじゃり水後の湧き出た水は私にも歌うように言った。 少しもたつくと 「時間だって寂しいのよ。ほんとよ。」 声が聞こえた。 貝舐めまであと5日ある。 コメントの受け付けは終了しました。
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1月 2021
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