青い円がころりと並ぶ白い場所
私はそこに入ったり、私はそこを覗いたり 私はそこから出たり、私はそこから見上げたり その場所は汚れない その場所は途切れない あれは昨日のことだった。あれは子供のころでした 70年後のことでもあるか さっきのこれからいままでのこのさき 青い円がいくつも転がる白い場所 青い円で白い場所に。白い場所は青い円に。 私には白い場所でいくつも揺れる青い円 誰もいない時間 誰もしない時間 青と白と私 身体を広げる 青と白と私 私はここで人と会う。青の人間に会う。 それはきっとここ・過去・明日。 青い円 赤いものが出てきた 青い円 黒いもの出てきた その真ん中に乾いた葉っぱがひらり まばたきしてはらり そこに私は覆いかぶさって それでおしまいの日。 赤と黒は流れるまでそこにいる。 やはり白い場所に青い円がいくつかあった。 深かったり浅かったり。 薄かったり濃かったり。 その青で自分をうまく消していく その青は星 その青は声 その青は私。ただ私の一つの呼吸。 その青はどろんこ その青はおままごと その青は楽しい夏の日別れた雨の日。 さよならのつばさ おはようの重さ また会おうねの歯ごたえ 私だけまた来るね。青の中にまた。 そんなことはできないという青のカタチ。 深い 梵 止めれない いつでもあるわけじゃない 白い場所は少し硬い 白い場所は少し厚い 白はねじれて時間に浮かぶ 凍えることでしか温度を感じられない日 青い場所は私を深く沈めてくれる 楽しいことでしか満たされない身体で 青い場所は私の瞼を優しくあける 青い場所で私はいつも救われたふり 傷ついてないと思い出す 浅くても深くても 広くても狭くても 薄くても濃くても 青の中に入るここに私。ある私。青私。 私は青を見る 白い場所に 丸く散る 青の中で身体を使って青を見る 全員の青を通って私はどこかで青になって。 体を使って青になって。 友達になりたい あなたのことを私は友達と呼びたい。そう目で青に伝えた 深い 梵 止めれない 私の足をすごい速さで青が動かした日。指の付け根がすべて青く染まった日。 OK ここは深い コメントの受け付けは終了しました。
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1月 2021
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