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詩

謎夜 蒸す

1/26/2019

 
自分の真下地中深くに炉がある。
身体を毛布で綺麗に包む。
毛布にくるまるのではなく、
真ん中にいる自分が支柱となって。
出来るだけ綺麗に大きな空間を創るイメージで身体とその周りを包む。

そうして、毛布の中に言葉を入れる。

今日は、緑、鮫、笑うための命、鳥の声。

炉が身体と言葉を温めて、溶けた言葉で私は蒸される。
言葉は身体に寄り添って。身体は言葉に少し委ねる。
 
 私はその日その言葉。炉は常に真下にある。

(謎夜 7036夜目より抜粋)

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    詩

    描いた詩を載せていきます。過去のものも載せていきます。
    ここの詩は変奏したり描きなおしたりします。そのたびにUPします。
    ​全てが一旦完成であり、下書きです。
    時間とともに同じ詩が移り変わる姿もお見せしたく、詩に読了はないように、詩作に終わりはないと考えています。同じ詩でも時間が流れたら形は変わる。変わらないものもある。と思っています。

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